2020年05月29日

トンプソン

頼んでおいた、WE-Tech(CYBERGUN) トンプソンM1A1ガス

これ用の木製ストック(3点セット)を少々作ってみようかと思って、

マルイ用の木ストを合わせてみました。

We トンプソン

やはりどのパーツもマルイのとは若干違い取り付け不可。

We トンプソン2

仕方ないので新規で作るしかないですな・・・

国内でどの位流通してるかわからないので、製作するのはほんの少しだけにします。

欲しい方は、弊社Webサイトの「Contact」から、メールでご予約お願いします。

3日以内に予約受付の返信をさせていただきます。

(返信がない場合は、お手数ですが再度メールをお願いいたします。)

予約受付は6月10日(水)迄とさせていただきます。

以降、生産に入ります。
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発売日:6月末~7月中旬ごろ

材料:ウォールナット材

仕上げ:オイル仕上げ

予定価格:¥24,000(税別)・・・未満には抑えられると思います。

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ご予約お待ちしてます。



  
タグ :トンプソン

Posted by if-Product at 14:00Comments(0)ライフル

2020年05月26日

Vz61進行中


ようやく緊急事態宣言も解除となりました。

また何処でクラスターが発生するかわかりませんが・・・

まあ、とりあえず動き出せるって事で、良しとしましょう。



Vz61の発売日について、数件のお問い合わせを頂いたので。

今こんな感じで輪郭形状が出来上がり、本体に取り付け可能な状態。

Vz61途中加工

ここからはR形状を加工していきますが、

メーカーさんからの依頼で、他の商品との同時進行につき、進みが遅いです。(^-^;

ザックリですが、来月中頃には販売できると思いますので、もう少々お待ちください。

  
タグ :Vz61

Posted by if-Product at 14:06Comments(0)グリップ

2020年05月22日

積層材

前回の記事に続き、材料ネタで。

「積層材」

今の日本国内では、主に家具やサーフボードなどが多いですかね。

あまり接着後に加工する事がないものが多い・・・気がする。

この材料は無駄が少なく強度があり曲げ加工も出来る。

と言う大きな利点はあるが・・・・・高い!重い!硬い!

と、木工屋としては加工するのが嫌な材料の一つ。

ですが、G43とFG42-Ⅱの実銃もこの材料なので、この材料で頼まれてます。

木目とは違う、形状の変化で見られる独特の模様が面白い。

地図に見られる等高線の模様と同じかな。

なので実銃の資料を見ながらでも、高低差で銃床の形状変化がおおよそわかる。

個体差は多少出るが、出来るだけ同じような模様になるようにと製作する。

と言っても、実際に提供してもらう実銃も個体差があり結構バラバラ。

数か所の工場で製造してたようなので無理もない。

「何故ドイツ軍は、戦時中に人手もかなり必要なのにこんな材料を使ったんだ?」

と、随分前に少し調べた。

結局、銃床を作るためのクルミ材がなかったんですね。

なるほど納得。

と同時に、ドイツで当時この材料を作れたのが凄いなと思いました。

まず、発想力が素晴らしい。

材料を僅か1.5~2ミリの厚さにスライスし、

一枚一枚接着剤をつけてプレスして銃床を作れる厚みまで積層させる。

これは、当時の日本には無い技術だったと思う。

ドイツでも豊富にあったブナ材の無垢材では駄目だったのか。

「ストックの材料」の記事で書いたが、ブナ材は衝撃を受ける銃床用には向かない。

そのブナ材にひと手間!?

ひと手間どころではないのだが、見事に銃床に使える材料にしたんですね。

「使えないものを使えるようにする」

ここが凄い。

「なんとかしろ!」って命令だったと思うが。

構造開発をする技術者たちも必死だっただろう・・・

日本も同様だっただろうが、今なら完全にパワハラで訴えられるだろう。

莫大な費用もかけたんだろうな~国費で。

戦後に、その技術と設備を日本でも取り入れたのでしょう。

現在でも、国内で製造している会社は数社ありますが、

弊社でブナの積層材を調達できる取引先は1社になってしまいました。

以前はもう少しあったのですが、辞めてしまいました。

どんどん国内の産業が消えてます。

大量に発注できれば、もっと頼めるところもあるのでしょうが・・・なかなか・・・

銃床用として頼む場合は、細かい要望をするので嫌がられますし。

他の銃床にこの材料を使用して作っているものは・・・今のところはない。

でも・・・世界的な名銃が他にもあるな・・・

出来ればこの材料で頼まれたくない・・・が本音。(^-^;

話を戻して、

98Kも初期の銃床にはクルミ材が使われていたが、途中から積層材に変更されている。

床尾板もカップ型に変更された理由も流石。

材料が安定供給できたから?って事はないだろうけど、

生産数も桁違いの銃ですね~98kは。

そんな中、製造されたG43もやはり積層材。

もし、当時のドイツにクルミ材が豊富にあったら・・・・・

って事で作ってみたドイツ軍のクルミ材の銃床。

クルミ銃床  
タグ :積層材G4398k

Posted by if-Product at 07:05Comments(0)材料・工具・その他

2020年05月17日

木取り

銃床(ストック)を製作する際の一番最初の工程。

材料の上に銃床の型板を載せて墨付けするだけの簡単な作業・・・

この作業を見てると、ただのお絵かき程度にしか見えないと思うが、

これが意外と侮れない作業。

長い一枚の板に何丁描けるかのパズルなのだ。

自然の物なので、幅もバラバラだし節や割れや反りもあるので、

材料の裏表を見比べながら墨付けを行う。

いかに無駄なく墨付け出来るかを考えながら。

何故なら、これで銃床一丁の材料単価が大きく変わるからだ。

値段が高いウォールナット材は特に注意しながらパズルしてます。

木取り-1

こんな感じですが、この様に材料の幅が広い時には

木取り-2

この様に入ると、歩留まりがいい。

少し幅が狭い材料は、縦方向にずらして墨付けする。








ここで、ライフルの木取り型に九九式を載せてみると、こんな感じ。

木取り-3

でも、日本軍で使用していた九九式や三八式は、

銃床元の下側に、材料を貼り合わせて使用していたのは皆さんもご存知の通り。

何故こんな事をしてたのか!?

日本には資源がなく、無駄が少ない木取りを行うためにこの様な事をしていた・・・

って言うのは、「理由の一つ」だと思う。

でも、今までにトイガンで同品を製造してきた限りでは、確かに材料の無駄は少ないが、

現行のライフルを作るのに使用する材積との差は、思っているほど大きくはない。

木取り-4

手間を考えると圧倒的に面倒になり、戦時中の銃床の生産能力は高くはなかったと思う。

確か、日本軍の銃床は接着する際にアリ溝で繋ぎ合わせていたハズ。

本体側と三角の材料双方に雄雌加工をして・・・


トイガンでは・・・・・割愛させて頂きました。(^^;




話を戻して、こんな三角の木取り型を作り、墨付けを行い製作する。

ここで、かなり重要なポイントがある。

木取り-5

こんな風に並べては駄目なんですね。

これでは、わざわざ分離させて作る意味がないんです。






この様に並べます。上の型板に線が描いてあるのは、材料の木目と平行に墨付けする為です。

木取り-6 

型板の置き方の違いで木取りした時の木目の違いは ↓ この様になります。

木取り-7

上が正解の作り方です。


木取り-8

この写真では、木目がわかりにくいですな・・・(^-^;


木取り-8

  ↑ これは駄目な作り方なのですが、どうして駄目かと言うと。

床尾板(バットプレート)の下側部分の木目の線が短いです。(小さい三角形になってます。)

これだと、銃を地面が固いところに強く立てた時に材料が割れてしまうんですね。

海外の古い銃床などで、この部分が割れてるのを見たことがある人も多いと思います。

なので日本軍の銃は、 ↓ この様な木目になる様に三角の材料を繋ぎ合わせていたんだと思います。

これだと、上記の様に下側に小さな三角形が出来ず、木目が長くつながっているので、かなりの強度があります。

木取り-10

アリ溝にしてあったのは、例え割れたとしても交換できますからね。

日本軍の実銃で、貼り合わせた部分のズレが大きい物や、色が極端に違うものは交換したからかもしれませんね。

と言う、木工屋の推測も含めた記事でした。(^-^;

いずれにしても、当時の職人さん達は素晴らしい仕事をしていました。

  
タグ :木取り

Posted by if-Product at 18:15Comments(0)材料・工具・その他

2020年05月15日

CA870 木製ストック販売開始しました


今朝、早々に箱が入荷。

ようやく全て揃ったのでUPしました。

材質はブナ材でオイル仕上げ。

グリップタイプと通常のストックタイプの2種類です。

CA870-G


CA870-B

Webサイトはこちら。⇒⇒⇒

  

Posted by if-Product at 09:12Comments(0)ショットガン類

2020年05月12日

Vz61


製作を進めてきたCA870用のストックは完成~

したのですが・・・

連休の関係で梱包部材が遅れてますので発売は今週末の予定です。

揃い次第、UPします。




それから、ご要望を頂きましたので次はこれを作ります。

マルゼンVz61

マルゼンVz61のグリップ。

確か・・・以前に製作したことがあったような・・・・・・

って事で探してみたら、図面と加工データはあったけど冶具がない・・・残念。

暫くやってなかったので、破棄してしまったようです。(>_<)

でも、再度加工冶具を作ってグリップ作ります。

材質は今回からはウォールナットにします。

  

Posted by if-Product at 07:22Comments(0)グリップ

2020年05月04日

古式銃


片づけをしていたら出てきたが錆が凄い。

古式銃-1

過去に製作してた古式銃の一部で、残しておいた量産見本。

古式銃-2

スプリングフィールド・シャリーベル・ケンタッキーなど色々な種類のものがあったが残ってたのはこれだけ。

合わせに使用した金具等は沢山あったのに、組みあがった見本がこれだけ・・・後は、処分してしまったかな。

言えば貰えたので、各種見本品を残しておけば良かったのですが、まあ製造してるとそんなもんですかね。(^-^;

一番面倒だったのが、真ん中のテネシー銃。

これは、今まで弊社で製作してきた銃床の中では最長で、全長は1400㎜を超える。

VSR10-Gスペックと比較してもかなりの長さ。

古式銃-3

見た目はシンプルだけど、長い故に加工がすごく大変だった。

材料も樺材を使用していたので、重いし長いしで・・・木工屋泣かせの製品でした。

あまりにも手間だし数量も減っていたので、25年程前に辞めました。

先代の頃の全盛期で、多品種で月産数千丁もの銃床を作っていたらしく

装飾用かと思ったら全て実弾が使用でき、アメリカへの輸出でした。

よくそんなに作ってたなと思ったのと同時に、

世は実用性重視の物を製造してるのにこんな銃の需要もあったという事に驚きでした。

車で言うクラシックカーの類でしょうか。

実際に狩猟で使ったり、古式銃の大会などもあったと聞きました。

日本国内にも装飾用として少量を販売したらしいですが。

撃てないのが残念。
  
タグ :古式銃

Posted by if-Product at 07:03Comments(0)小径ネタ