2020年04月24日

グリップCAP


まだご存知の方も多い猟銃の製造メーカーだった、S・K・B

10年程前に突然辞めてしまったのですが、弊社から車で2・3分くらいの所にありました。

創業者の阪場さんのアルファベット表記を省略して

「SA・KA・BA」-「A」=S・K・B

年配の方々は「S・K・B」ではなく「サカバ」と呼んでる人も多かった。

すぐ近くと言うのもあり、上下二連や水平二連の一部加工を弊社で請け負ってました。

S・K・Bでは、自社製品以外にもWeatherby社の散弾銃も製造していたので、

本台(バックストック)に使うグリップCAPも弊社で製造してました。

写真は同社のMARK Vライフルですが、↓ これと同じものですね。

gripcap-a

gripcap-b

ベースの材料はローズウッドで、象嵌するダイヤはメープル。

このダイヤ形状は、Weatherby社で商標登録していると聞きました。

詳細は分かりませんが、縦横の比率で取得できるんですかね。

流石特許の国。

なんでも、この比率が最もダイヤが美しく見えるんだとか・・・

ダイヤの黄金比? 

詳しい寸法の比率は忘れましたが。(^-^;


このグリップCAPは弊社ではグリップタンポと呼んでます。

何故!?・・・・・わかりません。(^-^;

色付けする際に使うタンポの形からなのかな・・・

SKBでそう呼んでいたからそのまま使っていましたが、詳細は不明。

でも、このワンポイントがつくとお洒落ですよね。

因みに、弊社で製造していた9プロの木製ストックはこのMARK Vライフルを参考にしてますが、

どうしても本体の構造上や材料の関係上、かなりフォルムが違います。

実銃はかなりコンパクトでスマートです。

こんなライフルで射撃してみたいですね。



タグ :グリップCAP

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Posted by if-Product at 13:43│Comments(0)小径ネタ
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