2020年05月04日
古式銃
過去に製作してた古式銃の一部で、残しておいた量産見本。
スプリングフィールド・シャリーベル・ケンタッキーなど色々な種類のものがあったが残ってたのはこれだけ。
合わせに使用した金具等は沢山あったのに、組みあがった見本がこれだけ・・・後は、処分してしまったかな。
言えば貰えたので、各種見本品を残しておけば良かったのですが、まあ製造してるとそんなもんですかね。(^-^;
一番面倒だったのが、真ん中のテネシー銃。
これは、今まで弊社で製作してきた銃床の中では最長で、全長は1400㎜を超える。
VSR10-Gスペックと比較してもかなりの長さ。
一番面倒だったのが、真ん中のテネシー銃。
これは、今まで弊社で製作してきた銃床の中では最長で、全長は1400㎜を超える。
VSR10-Gスペックと比較してもかなりの長さ。
見た目はシンプルだけど、長い故に加工がすごく大変だった。
材料も樺材を使用していたので、重いし長いしで・・・木工屋泣かせの製品でした。
あまりにも手間だし数量も減っていたので、25年程前に辞めました。
先代の頃の全盛期で、多品種で月産数千丁もの銃床を作っていたらしく
装飾用かと思ったら全て実弾が使用でき、アメリカへの輸出でした。
よくそんなに作ってたなと思ったのと同時に、
世は実用性重視の物を製造してるのにこんな銃の需要もあったという事に驚きでした。
車で言うクラシックカーの類でしょうか。
車で言うクラシックカーの類でしょうか。
実際に狩猟で使ったり、古式銃の大会などもあったと聞きました。
日本国内にも装飾用として少量を販売したらしいですが。
撃てないのが残念。
Posted by if-Product at 07:03│Comments(0)
│小径ネタ
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